本記事では、韓国の食文化・食事マナー・韓国料理の特徴を紹介しています。
この記事が提供する価値
- 韓国の食文化
- 韓国料理の特徴
- 韓国の食事マナー
- 韓国と日本の食文化の違い
韓国の食文化
韓国はお米が主食の国で、主にご飯とおかずで構成された献立が多いです。
日本と同じく四季が明確で、季節ごとに育つ旬の野菜を利用した多様な料理があります。
特に韓国人はスープが好きで、スープ文化がすごく発達しています。
韓国の主食は「お米」
韓国の主食はお米です。
日本人と同じく韓国人もとにかくご飯が大好きで、ご飯を食べずに麺やパンを食べると物足りない感じがして、もう一度最後にご飯を食べる人も多いくらいご飯を愛しています。
食事を終えて、シメにチャーハンを食べることが多いです。
外国人に「韓国人はご飯を食べてデザートにお米をもう一度食べる」と言われるくらいお米が大好きです。
韓国料理はおかずが多い?
韓国人は、沢山のおかずを少しずつ食べることが多いです。
特に、韓国の伝統料理であるキムチはいつも食卓に上がり、様々な種類のキムチを作って食べるので、自然におかずの数も多くなります。
韓国料理の特徴
韓国料理の特徴としては、スープが多い点が挙げられます。
韓国人のスープ愛はとても強く、すべての食卓にスープがセットされています。
スープの種類も多く、野菜、肉、海産物などあらゆる材料でスープを作って食べます。
韓国料理の半分は汁物と言っても過言ではないくらいです。
そして辛いものが大好きで料理に唐辛子粉が入る場合が多いです。それにより食べ物の色もほとんど赤色です。
地域ごとのグルメ
韓国は地域ごとに食文化がかなり違い、地域ごとに有名な料理があります。
京畿道と江原道は山が多く、ジャガイモや野菜で作られた料理が有名です。 特にじゃがいも団子、じゃがいもすいとんがおいしいです。
忠清道(チュンチョンド)の食べ物は刺激的で新鮮な料理が有名です(きのこと野菜料理)。 そして西海岸側では貝を使ったカルグクス、おかゆなどのスープ料理が有名です。
王が食べているような高級な韓国料理はほとんどソウル料理です。
全羅道の食べ物はしょっぱくて辛いのが特徴で、キムチの種類が多いことでも有名です。海と内陸の両方があり、多様な料理があります。
韓国料理の多様性は、全羅道の料理から生まれた言っても過言ではありません。
慶尚道(キョンサンド)の食べ物は、全羅道(チョルラド)の食べ物とソウルの食べ物を半分ずつ混ぜたような感じです。しょっぱくて辛いのが特徴で、韓国で一番大きな漁場がある地域であるだけに海産物料理が非常に多様です。
チュオタンのシジミ汁、そして釜山ではテジクッパも有名です。
韓定食
韓国のおかずは、種類が多様ですが、定食にはキムチとナムルの和え物は欠かせません。
ナムルのおかずやキムチのない食堂は、見たことがないほど基本のおかずです。
旧正月や秋夕食
旧正月にはトッククを作って食べる文化があり、トッククを一杯全部食べないと、年を一つ取るという昔の言葉があるくらいなんです。
そして、多様なチヂミ料理と、お肉の串焼きをたくさん食べます。
屋台
韓国の屋台では、主にトッポッキ、おでん等簡単な食べ物を売っている形と、少し規模を拡大してキンパやお肉など多様な食べ物と一緒にお酒を売る形に分かれています。
韓国の食事マナー
韓国の食事マナーは、日本の食事マナーと非常に似ています。
食べ物を食べる時、音を大きく出さないようにする。
(ただし日本より基準が低くてかなりうるさくしなければ大丈夫です。)
食べ物を食べて、口の中を見せないこと。
また、少し変わった文化としては、汁物を食べる時、具だけすくって食べると、汁物がまずいという意味で受け取られてしまいます。
韓国と日本の食文化の違い
まず、日本では大体のものをお箸で食べますが、韓国ではお米もスプーンですくって食べます。
また、韓国では日本のように一人一人の小皿が出てくることは少なく、みんなで一緒につついて食べる事が多いです。
汁物も口をつけたスプーンで食べます。
日本では料理をテーブルに置いたまま姿勢を低くして食べると「犬食い」として嫌われますが、韓国では逆に器を持ち上げて食べると礼儀に反します。
まとめ
ここまでで「韓国の食文化・食事マナー・韓国料理の特徴を紹介|おかずが多くて辛い??」 の解説は以上です。
本記事は以上です。
韓国の食文化以外の韓国文化に興味がある方は下記の記事をご覧ください。